こころルーム表参道
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サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版 付録Eより抜粋

人と人のつながり

【誰かに支えてもらう】


・誰かと体験や気持ちをわかちあうことによって、苦しみは軽くなります。
・子供や思春期の人は、同世代の仲間と過ごすことが、こころの支えになります。
・家族や友人、あるいは同じ苦しみをのりこえようとしている人たちと、
気持ちをわかちあうことができます。

◆あなたを支えてくれる人たち◆
妻や夫、パートナー/信頼できる家族/親しい友人
宗教関係者/ 医師、看護師/カウンセラー
サポートグループ/職場の同僚/ペット

◆支えてもらうときに役立つこと◆
話す相手を慎重に選ぶ
話す内容を、前もって決めておく
話をするのに適切な時間と場所を選ぶ

現実的な事柄から話し始める
話をしたいのか、ただ一緒にいたいだけなのか、相手に伝える
辛い話は、こころの準備ができてからにする

「いま話をしてもいい?」と相手に尋ねる
「話を聞いてくれてありがとう」と相手に伝える
あなたがしてほしいこと、あなたを手助けする方法
(あなたがいまいちばん助けてほしいこと)を、相手に伝える

◆支えを遠ざけること◆
相手に嫌な思いをさせたくないと思って、黙り込む
相手の重荷になることをおそれて、黙り込む 相手は話を聞きたくないだろう、と決め付ける
手助けが手遅れになるまで、我慢し続ける

◆支えてくれる人を見つける方法◆
友人や家族に電話をかける
知人や友人と連絡をとりあう
信仰を再開したり、新たに始めたりする

サポートグループに参加する
地域の復興支援活動などに参加する

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「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き第2版」より抜粋
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リンク先[兵庫県こころのケアセンターさまHP]