安心して泣ける場所
悲しいとおもうこと。
寂しいとおもうこと。
死にたいほど辛いとおもうこと。
生きていたら、いろんな人との関係の中で出会う冷えたおもい。
悲しいことはかなしい、
寂しいことはさびしい、
辛いことはつらい。
そう素直に思っていいし、その冷えた思いを誰かに聴いてもらうのもいい。
だけど、自分で自分の気持ちを聴いてあげられたらもっといい。
だって、自分ほど自分を癒してあげられる人はいないから。
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昨日のような今日。
今日のような明日をもう繰り返したくないと思うなら
今の自分の迷いや不安をしっかりと認めて
それを見つめてあげる時間を持つことが大切。
嫌な感情やおもい。
それから「逃げ出せた」と思っても、
それは自分の影のようにくっついてくるんだから。。。
ここで勇気を出してチャレンジしてみて。
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今まで自分が見てこなかったものや触ってこなかった
「心の中の何か」にふれたとき。
探していた本当に必要な言葉に出会ったとき。
人は訳もなく涙がこぼれる。
泣きたいのに安心して泣ける場所がなければ
安心して泣ける場所を自分の心の中につくってあげたらいい。
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イメージしてみて。
そこは、安心して泣くことができるあなただけの部屋。
自分の心の中に安心して大泣きできる部屋をつくること。
そしてその部屋の中で自分に自分でやさしく声をかけてあげること。
「今までひとりでよく頑張ってきたね。。。」
自分に認めてもらえた自分ほど強いものはない。
自分で自分を認めて泣けることができたら
明日は必ず今日とはちがう1日になっているから。
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私たちは他人(ひと)の人生を生きているんじゃない。
私たちは自分の人生を生きているんだもの。
自分のチカラで自分の迷いや不安をどうにかするしかない。
しっかりしすぎてきた自分の心のネジを少しゆるめて
自分だけの空間にホッと腰掛けて安心して泣かせてあげて。
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あなたには、安心して泣ける場所ありますか?
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